モジュラーハンドルは、個々の要素から作られ、チューブとベースは別々になっているため、異なる仕上げを組み合わせることが可能です。これにより、ドアのデザインに合わせたユニークなハンドルを作ることができます。さらに、指紋認証リーダーやLEDライトを使用してハンドルを豊かにし、ドアをより魅力的にすることも可能です。
MPS31シリーズのモジュラーハンドルは、80mm x 12mmの長方形の断面を持つアルミニウムフラットバーで作られています。ドアパネルへの取り付けは、同じフラットバーで作られた流線形の波形の脚を使用します。アクセス制御システムはハンドルに取り付けることができ、指紋リーダーや数値キーパッド、タッチマイクロセンサーなどが使用できます。
モジュラーハンドルは3つまたは5つの部品から成り立っており、自由に配置、混合、様々な色で塗装することが可能です。中央部には任意のパターンを切り出すことができ、LEDストリップで照らすことや、指紋リーダーで豊かにすることも可能です。この製品は、全面的な個人化を目指して設計されており、誰もが自分のドアや建物の外観に合わせてハンドルを調整することができます。このハンドルはユニークで、一つとして同じものはありません。
このプロジェクトの実施にあたって最大の課題は、個々のモジュールの製造プロセスをスピードアップし、改善するための汎用ツールを作り出すことでした。ツール、機械、プログラムの改善プロセスは続けられ、各部品の作成工程を容易にするために続けられています。
このデザインは2023年にA'ビルディングマテリアルズアンドコンストラクションコンポーネンツデザインアワードでブロンズを受賞しました。この賞は、芸術、科学、デザイン、技術のベストプラクティスを取り入れ、強力な技術的および創造的なスキルを発揮し、生活の質の改善に貢献し、世界をより良い場所にすることで評価されています。
プロジェクトデザイナー: Wala Sp. z o.o.
画像クレジット: Wala Sp. z o.o.
プロジェクトチームのメンバー: Idea: Mateusz Duraj
Project: Rafal Kocon
3D Visualisation: Anna Buczek-Sikora
プロジェクト名: Modular
プロジェクトのクライアント: WALA Sp.z o.o.